2022年最後の放送は『素晴らしき楽器の世界』。もちろん今回も、ドルフィンギターズの武田社長を迎えての30分では納まりきならい、マニアック・トーク。いやいや、大好きですこのコーナー。結果から言うと、安定の２曲紹介。もうきっと、４曲紹介する気がないん違うか？！と云う気がして来るし、２曲で充分でございます…内容濃いので。
先攻は武田社長。全然知らない名前やったけど、押尾さんもお好きで聴いていたと云うＡＢ’Ｓを紹介。インストではない歌モノのフュージョンやけど、まぁ…もの凄く洋楽っぽい。紹介されていた「DEJA VU」と云う曲以外にも聴いてみたけど、歌声がふわっとしていてバンドの演奏に溶けるような感じなので、日本語の歌詞でも全然気にならない…。Spotifyで2020にリマスターされているベストアルバムが凄く聴きやすかった。
SHOGUNと云うバンド名は番組で度々登場するけれど、そちらにも所属される芳野藤丸さんと、松下誠さん、お二人のギターも素晴らしい。そして何より、武田さん・押尾さんも仰ってたけど、ベースの渡辺直樹さんの音が凄く印象深く耳心地良い…。押尾さんとの出会いのエピソードも面白かったけど、ソロギター曲集のベース版？みたいな、『ソロ・ベースのしらべ』を出版されているとのこと。思わずAmazonのほしい物リストに登録してしまった(笑)
さて後攻は押尾さん。みんな大好き、Charさんと石田長生さんのBAHO。曲はCharさんのオリジナル曲だよね？「All Around Me」。知らなかったけれど、BAHOの時はお二人ともアコギ弾いてはるんかな？ 一度でいいから生で聴いてみたかったな～。
でも実は石田長生さんは20年以上前に一度ライブで拝見している。京都の都雅都雅やったかなぁ？たぶんFMのα-Stationのイベントか何かやったと思う。その時のいっしゃんは、お喋りが楽しくて気取らない人で、でもギターは力抜けててお洒落やな…と思った印象が残っている。今聴いたら、どんな風に聴こえるんかなぁ…。
そして！このコーナーで取り上げられるネタ（曲）を押尾さんがギターで実演してらっしゃると、つい自分も弾いてみたくなる悪い癖が…（笑）。今回もイントロに挑んでみたけど、ようよう聴いたらBAHOバージョンって、冒頭の難しいイントロじゃなくて、急にリフから入ってるのね。YouTubeで練習動画探して、Charさんのソロバージョンで弾いてしまったわ…。
でも弾いてみると、元々アコギの曲じゃないし、もちろんソロギター仕様のアレンジでもないので、エレキのロックギターのリフの感覚が、凄く面白いな！と思った。こう云うのってソロギターの練習だけしてると、絶対に味わえないものやなぁ…と。面白そうなフレーズは、どんなものでも弾いてみると、きっと凄く勉強になるんやな！と今回改めて気付かせてもらいました。流石、押尾先生。ありがたいです。
今回も凄く勉強になりました！
ゲストとのトーク＆セッションも貴重で楽しいけど、やっぱり『素晴らしき楽器の世界』と『音楽の教科書』が好き♪
