ハミングバードの音楽とギター備忘録

ソロギター(Fingerstyle Guitar)の練習帳と音楽日記。

練習動画:「Thanks My Dear」

今月もやって来た、月いちノルマの動画撮影…だけど、ここ数か月、ちょこちょこTwitter用の小ネタで撮影したり(笑)、右手のフォーム確認のために毎日ビデオを回したりしているので、もっとしょっちゅう録画してる感じ。それでもやっぱり、課題としての撮影はより真剣に取り組むことになるので、なかなか大変。特に今回「この曲…今年中に弾かなきゃなぁ…」と思っていたし、1年の感謝を形にするには丁度いいから12月かな?と云うのも夏くらいから漠然と思っていた。じゃぁ!もっと早く譜読みに取り組むげきでした(泣)


いや~~~~大変でした。倫典さんのこの曲を弾いてみたいな…と、昨年11月の河内長野・百年邑でのライブでマークさんにお願いして送って頂いたのは年始早々のこと。ちょこっと弾いては「難しいなぁ…」と、進まないままそんなの繰り返して半年以上。今年のうちに…と思い始めた夏から、実際に譜読みを始めたのは9月後半。ゆっくり運指を考えながら進んでいたけど、どうしても指が迷ってしまう箇所が幾つかあって、「そうだ!倫典さんの演奏動画を観ればいいんだ」と思い付いたのが11月最初。で、YouTubeを検索していると、なんと!倫典さんのチャンネルの「”Thanks My Dearを弾こう”」なる動画があるではないですか。とっても丁寧に全14回。もっと早く気付くべきでした…。はい、運指、大幅にやり直しです(号泣)。自分で勝手に弾いてたのと全然違っていて、やっぱり流石は合理的で弾きやすい。そして難しい。

出直し練習で一ヶ月ちょっと。そんなので弾けるようになる簡単な曲ではないので、いっぱい練習したけれど、まだまだ全然練習不足、どうしても弾けない難所が3個所くらいあって、ドタバタしてしまう。そして、エンディングが!もう、エグい。半小節ごとにコードチェンジする左手のフォームが全部違うし、ハンマリングとプリングで音階を駆け上がって行くとか…もう、ほんま大変です。美しいのに、鬼のような曲です。

でも本当に素晴らしい曲だし大好きなので、是非いつでも弾けるレパートリーにしたいなぁ…と夢見てます。だから、弾き続けなきゃなぁと思う。

 

この曲を初めて聴かせて頂いたのは、昨年の8月に奈良のビバリーヒルズで、倫典さんのライブに押尾さんがゲストで出られたジョイントライブの時。お二人で弾かれていました。なんて美しい曲だろう!と、一聴き惚れして大好きになった。その後、入手した倫典さんのベスト盤『Your Selection』には、今回弾かせて頂いたのに近いソロバージョンが収録されているけど、昨年ゲットしたアルバム『Musing』はやっぱり2本のギターで弾かれていて、こっちがオリジナルなのかな…と思う。元々2人で弾くための曲?。嬉しいことに今月もうすぐ、押尾さんのクリスマスライブに倫典さんがゲストで来られる。またデュオ・バージョンのこの曲が聴けたら幸せだけど、どうかなぁ? いや、お二人の演奏をたっぷり聴けるなら、もう曲はなんだっていいのだけど…。
初めてこの曲を聴いた時から、こんな曲が弾けたらいいなぁ…って思ったけど、去年は途方もないことのように感じていた。でも、ヨレヨレながらも、なんとかかんとか最後まで暗譜して弾いている今がある。やっぱりソロギターって、諦めず続ければ、なんとか夢を実現できるんじゃなか、って気がして来る。嬉しいし、練習を続けられる環境にいられる事がありがたい。「Thanks My Dear」を倫典さんや、押尾さんと、一緒に弾ける日が来たらいいなぁ…と云う、妄想と夢と希望を持って、これからも生きていこう!

www.kotaro-oshio.com
今年は行きたいなぁと思っていた、南かおりさんを朗読のゲストに迎えた、毎年12月にビバリーヒルズで行われている倫典さんのライブ。どうしても都合がつかず、結局配信で拝見したけど、素晴らしかった。倫典さんのギターをバックに、言葉と想いがしっかり伝わるかおりさんの朗読を味わえるのは最高。来年こそは行けますように☆

twitcasting.tv