ハミングバードの音楽とギター備忘録

ソロギター(Fingerstyle Guitar)の練習帳と音楽日記。

練習動画:「Hikari」

見事に月イチのブログと化してるけど、更に今回、動画更新の時に余力がなくて、今頃書いてます。もう今回、書かなくていいかな…って思ったけど、言い訳書いておかないと。

 

今回、初めて歌ものの曲を自分でソロギター・アレンジしてみました。でも、アレンジと云うほどのものではないし、ちょうとタイムリーにバイオリニストNAOTOさんがラジオで「アレンジ」と云う考え方についてお話しされてて、うっすらそれに近いことを思っていたので、これをアレンジって呼ぶのは違うんだなって、よく分かりました。たぶんアレンジって云うのは、うちの先生がやってるみたいに、スタンダード曲をボッサ調にしたりとか、歌謡曲をジャズ風にしたりとか、そう云うのは指すのでは。歌ものをギター1本でソロギターで弾くひとは多いけど、それは多分、ただのカバーなのだと思う。これからは、そう云う風に表現していきたいです。 

 

この曲は昨年、NAOTOさんが担当しているRockin’ Qualtete(ロッキンカルテット)の第六弾アーティストとしてandropの内澤さんがヴォーカリストに迎えられ、その時に好きになった曲です。ドラマの主題歌だったみたい。andropの曲は、どちらかと云うと初期のふわっとした、シンセの音がしてる曲の方が好きだけど、こう云う王道のポップスバラードは、内澤さんの声の良さがきわだつので、聴いていてうっとりしてしまう。歌唱力とか、NAOTOさん言うところのリズム感も素晴らしい方だと思うけれど、何より内澤さんの声はGiftですよね…。ファルセットも大好き。
▼原曲です

youtu.be

▼ROCKIN' QUARTET 公式ホームページ

www.rockinquartet.net

★2024年5月12日『麦ノ秋音楽祭2024 #Harvest』にロッキンカルテット出演!

muginotokiongakusai.jp

…と言って、カバーと云うにもツラい出来ですけど、まぁ~今回、異様に時間がかかりました。元旦にソロピアノ用のスコアで、コードが書いてあるものを2種類ダウンロード購入して、MUSE SCOREに打ち込んで、キーを変えたりからスタート。そして、以前の反省を踏まえて、譜面上だけで考えないで、ギターを抱えて、鳴らしながら譜面を作って行きました。この作業が、めっちゃ時間がかかって、なんと言うか、迷うのです。たった1音で、3度を取るか5度を取るか両方鳴らすか…とか、オンコードの時のベース音どうしよう…とか、重音だけにするか和音にするか…とか、このコード弾きながらメロディ取れないな…とか。
で、よし!って完成させたつもりでプリントアウトして、弾く練習をし始めた傍からまた迷う。何度も直して、また戻して…。ほんとどうしようもないなぁ~、って感じで時間切れ。結局最後までの練習は完了できないまま。ショートバージョンではあるけれど、せっかくスコアができているので、また練習して最後までちゃんと弾きたい。

もっと集中して取り組むべきだったんだろうけど、他のことしながら、やっては放り出して…の繰り返しだったのもよくないな。反省です。

それでも、3月のXの「アコギ弾きましょうの会」の投稿の時に、この曲弾きたいな、って思ってました。誰かのためじゃなくて、なんか自分のために弾きたかったのです。だから、できるところまでなんとか弾きました。が、全く納得してないし、演奏も酷いし、ほんとアップしたくなかった。でも毎回言い訳してるけど、いい演奏を残すためじゃなくて、逃げないために追い込んで練習してるので、今月はもういいや…ってなったら多分、練習そのものがどうでもよくなっちゃうと思う。

youtu.be

あと、ちょっと前にようやく気付いたのが、なんでこんなにしんどいばかりで、楽しくないのかな…って思ったら、上手くなってる実感が持てないからだと思う。前は、譜面もらって練習し始めた時に、まったく歯が立たない感じでも、毎日繰り返し練習してたら、必ず弾けるようになってたから、頑張ろうって思えたし、楽しかった。でも今は、同じ曲を何か月も練習しても、全く上達しません。能力の限界なのかな、と思う。それでも楽しいって思える人は、続くんだろうな…。

なんかずっとヴァイオリン弾きたいなって思い続けてるし、いっそギターやめようかとも繰り返し考えるけど、こんな状態でヴァイオリンに手を出しても、どうせまた途中で放り出すだけなんだろうなって。両方中途半端になるのはイヤだ。一番は、両方楽しくできることなんだけどなぁ…。