ハミングバードの音楽とギター備忘録

ソロギター(Fingerstyle Guitar)の練習帳と音楽日記。

『押しても弾いても』2022/12/16放送回

押尾先生が教えてくださる『音楽の教科書』は今回、坂本龍一さんの特集。

押尾さんの代表曲の一つと言えば「Merry Christmas, Mr. Lawrence」のカバーだけど、繋がりはそれだけでなく、元々テクノ好き、YMO好きとのこと、深掘りしたお話しでした。

 

冒頭「Energy Flow」の紹介。5分くらいで書いた曲だとか、スゲー!

コンセプトやテーマがあると、あっと云う間に曲ができることもあるのか…。押尾さんの予測では、それぞれの曲で拍子やコードに縛りを設けて作曲してるのではないか?とのお話し。そんなことも遊び感覚でできるのが、やっぱり”教授”と呼ばれる所以なんかなぁ。(東京芸大卒業する時に主席やったと云う話しはほんま?)

 

岡田有希子さんの「くちびるNetwork」は知ってたけど、坂本さんの曲やったとは、かおりさん同様知らなかったー。シンプルなリズムの中にポップス・センスが光ると云う角度でした。簡単なメロディーなのに和音がお洒落と…。今回初めて”内声”と云う言葉を知りました!ヴォイシングのことでもないのか?むむむ。

 

教授と今井美樹さんが歌っている「二人の果て」は知らない曲だったけど、なんか…めっちゃマニアックな曲。お洒落だけど、同じパターンの繰り返しで単調。押尾先生も曲作りの時に、この曲の影響を受けているとのこと。この曲の歌詞を作詞している、大貫妙子さんが、押尾さんと教授を引き合わせたとのこと。

 

最後はちゃんと戦メリの紹介も。押尾さんがカバーしてるのが、教授の原曲ではなくて、D・シルヴィアンの「Forbidden Colors」の方と云うエピソードは知っていたけど、改めて聴くと、原曲ってこんなんやってんなぁ…と(笑)。映画もすごーーーく前に観たけど、とにかく坂本さん演じる将校がイヤなヤツやったなぁ…と云う印象しかない。深い、いい映画なんやろけど。また今、観てみたいなぁ…。
余談やけど、JAPANの『Tin Drum』は以前ほんんまよう聴いたアルバム。今でもS・ジャンセンとか好き。

youtu.be

 

押尾さんがオカルト映画のサントラみたで怖くて飛ばして聴いてた、って曲はコレ↓のことかなぁ?そんな怖ないけどなぁ(笑)これぞ教授って感じで気持ちのいい曲。

youtu.be

今回も超有名なアーティストだけど、やっぱり勉強になりました!
10代の頃、教授もやけど、細野さんのアルバムとか色々聴いてた時期があるけど、けっこう忘れてしまってるし、きっと知らない曲の方が多いやろなぁ…と思う。いつか、深掘りする機会も来るのかな。でも深すぎる気がするけど…。

 


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