ハミングバードの音楽とギター備忘録

ソロギター(Fingerstyle Guitar)の練習帳と音楽日記。

『押しても弾いても』2022/05/06放送回

今回はゲストが打田十紀夫さん。
所謂ソロギターのメインストリームとは少し違っても、インストゥルメンタルのギタープレーヤーとして、私でもよーく知ってるくらいの大御所なので、当然、押し弾きにも何度もゲストで来られてるのかと思いきや、なんと初登場!とのことでビックリ。
しかも後から打田さんのTwitterなどを拝見していると、19歳の頃の押尾さんに会って以来、20数年振りの再会、セッションも初めてと云う、なんともスペシャルな内容やった。でも、流石は超プロのお二人、セッション最高でした~☆

 

打田さんのお話しもとても面白く、ギタリストになる前の音楽活動が、なんとまさかの演歌歌手とは! しかもスカウトが来るほどお上手だったようで、その話しを聞いて、やっぱりソロギタリストって歌も上手いんやなぁ~…と思ったのと、お父様がスカウトを断ってくれてほんま良かった…と、2つのことを想った(笑) もし打田さんが演歌歌手になってたら、日本のラグタイム・ブルースの損失やったと思う。

 

先日私も購入させてもらった打田さんの新刊の小曲集。

セッションはこの中に収録されている、ギターデュオ用の曲「Pig Meat Strut」。お二人のソロパートはスコア通りじゃないのかもしれないけど、ノリが流石と云うか、とても心地よくて、ずっと聴いていたい感じやった。二人とも凄いなぁ~。
この小曲集は、私も簡単な曲からちょこちょこ挑戦したいな…と思う。打田さんの、フィンガーピッキングやってる人は友達いない人多いのよ、の言葉にウケた(笑)。そう、バンド組まれへんからソロギターにハマるんよなぁ~…と思います。

 

今回個人的に萌えポイントやったのは、コーナー始まりの「押尾コータローのめっちゃ好きやね~ん」がブルースバージョンになってて、押尾さんのビブラートがめっちゃええ感じやったことと、中条きよしの「うそ」を一節歌いはったこと(笑) 押尾さんもほんまに歌上手いなぁ~。歌手にならんと、中川イサトさんに出会ってくれてほんま良かったと、今週も思いました。

 

1年くらい前から、ギター教室のレッスンで打田さんの教則本のリックを取り上げてくれて、弾くようになったけど、ほんとにすごく練習になると実感している。今回のラジオのトークの中でも、打田さんご自身が仰ってたけど、ブルースやると上達するのやと思う。そんな偉大な打田さんのお話しを、楽しく聞かせて頂くことができて、ほんま幸せやった。流石は押し弾き!

 

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