ハミングバードの音楽とギター備忘録

ソロギター(Fingerstyle Guitar)の練習帳と音楽日記。

押尾コータロー クリスマス・スペシャルライブ2020(ライブレポート)

こんにちは、no.na.です。

月初めは寒かったと思ったら、今度は雨続きでイヤですね。

早く暖かく陽の降り注ぐ春になって欲しいものです。

 

さて、公演から一ヶ月以上経ってしまいましたが、先月末、

押尾さんの恒例、クリスマスライブに行って参りました。

恒例と言っても、押尾ビギナーのわたくしは今回初めて拝見しまして、

3日間も毎日いいライブに溺れられるって、なんて幸せなんだ!と思いました。

とは言うものの、仕事の都合で中日は観ることができず、

12月18日(金)ゲスト:DEPAPEPEの公演と、

20日(日)のONE GUITAE NIGHTに伺いました。

ちなみに中日はDEPAPEKOとしての公演。

ご本人たちもしきりに、1日目と何が違うねん!と言われてましたが、

3日間とも全く違う内容だったようです。

 

1日目。

押尾さんの新しいアルバム『PASSENGER』からの曲が多いのかと思いきや、

それ程でもなかったですが、10月のBillboard Live公演では聴くことのできなかった

アサガオ」など、CDと違ってぐっと体温を感じる生々しい演奏で、

どれもとても素晴らしかったです。

押尾さんも仰ってましたが、本当に、このアルバムを冠してのツアー、

是非やって頂きたいです!

「週末旅行」とか聴きたいけど、2本のギターの音、どうするのかなぁ?

で、この日の目玉は、DEPAPEKOのお二人それぞれとのセッションかと思いますが、

三浦くんと一緒に演奏した『ドラクエの世界』は秀逸でした!!

最上級の“お戯れ”、テクニックの無駄遣い・神々の遊び的な雰囲気がございまして、

音楽や音の再現度も凄かったですが、ストーリー仕立ての演出など、

舞台監督さんとPAさん(片石さん)の陰の尽力もひしひしと感じておりました。

押尾さんはめっちゃ楽しそうでしたが、三浦くん、必死でした(笑)。

打って変わって、徳岡さんと一緒に演奏した

エリック・クラプトンの「Wonderful Tonight」も大人な雰囲気で素敵でした。

 

3日目。

用事があってライブ冒頭30分くらい観ることができず、遅刻して馳せ参じました。

クリスマス定番曲のメドレーとか演奏されたみたいで、聴きたかったな~。

ワン・ギター・ナイトと云うタイトルながら、この日もゲストがいらっしゃって、

そうです、先日同じ会場で素晴らしいステージを拝見したばかりの、山村誠一さん。

あの日も見ごたえたっぷりで、いいライブ音楽を堪能できて幸せでしたが、

この日も凄かった!!

以前から山村さんがされているとのことでしたが、

即興的に音風景を作り出す『情景』と云う演奏を、

押尾さんの「オアシス」「Earth Angel」をテーマにセッションされて、

色んな景色に次々と連れて行ってもらえる、音楽だけど視覚的に楽しいと感じるほど、

イメージの膨らむ時間でした。やっぱり山村さんスゴイです。大好き。

ついでにトークも最高で、年季の入った夫婦漫才に笑いっぱなし。

山村さん、サンタの格好までして出て来てくれて、押尾ファンへのサービス精神、

みんなが楽しんでくれるように、と云う想いが伝わってきました。素敵な方です。

改めて、お二人のステージをもっと観たいなぁと思いました。

 

そんな感じの2日間。

まだまだライブでは聴いていない押尾さんの曲も沢山あるし、

2日目のDEPAPEKOではTOTOのカバーをされたようで、

とにかくもっとライブ観たいなぁ~と思います。

でもこんな時だから、1つ1つのライブが貴重で、印象が薄まらず、

大事に聴かせてもらってるように思っています。

今年もまだまだライブは自由にできないかもですが、

状況が許すかぎり、いい音楽をライブで楽しみたいなぁと望んでいます。