私はこれまで邦楽アレルギーみたいなところがあったので、
ギター好きを自称しながら、これまで押尾コータローさんを聴いて来ませんでした。
でも、自分でソロギターを弾くようになって、
あまりに凄すぎる!!!とやっと少し感じられるようになりました。
結果、すっかりファンです。
今年こんな状況の中でも、7月の大阪城野外音楽堂の『緑音感』に始まり、
ゲスト出演やご自身のコンサートでライブ活動されていて、
幸運なことに何度も拝見することができました。
次いつ観られるか分からない。と思うと、
数曲しか演奏しないだろうと分かっていても、ついつい出向いてしまいます。
5月の公演が延期になっていた、山村誠一さんのこのコンサートに
12月8日、なんばHatchまで観に行って来ました。
恥ずかしながら山村さんの事を全く存じ上げなかったのですが、
音楽に関しては雑食なので、むちゃくちゃ楽しかったです!
“自称”スティールパンの日本での第一人者、と仰ってましたが、
ご謙遜など必要なく、超ースゲーです。
押尾さんとのVOICEQUNはもちろんですが、
何より圧倒されたのスティールパン・オーケストラの演奏。
音圧も凄いですが、音楽としてのクオリティーが素晴らしく、
たっぷり聴かせて、たっぷり楽しませて頂きました。
ドラム缶55台の迫力。Stompも真っ青です。
『どうにも止まらない』の楽しさはハンパなかったですが、
これは本気で世界中の人の聴いて欲しい!とめちゃくちゃ思いました。
ほんとに、アメリカズ・ゴット・タレントとか出て欲しいです。
他にも第一部で演奏された、アコギ、ヴァイオリン、キーボードとの
”さえずりな夜”も、もっとずっと長い時間浸って聴いていたい・・・
と思う、味わい深い音楽でした。
第二部のゲストコーナー。有山じゅんじさんも初めて拝見しましたが、
関西にはスルメみたい(噛めば噛むほど)なレジェンド・ミュージシャンが
沢山いらっしゃるのだなぁ・・・と自分の無知が恥ずかしくなると同時に、
こうやって押尾さんを追いかけてると、素晴らしい音楽やアーティストに出会えることが
本当に本当に楽しく嬉しいです。
あ。山村さんと押尾さんの夫婦漫才については、このステージよりも
押尾さんのクリスマス・ライブの方が圧倒的だったので、
また改めて書きたいと思います。
こうやって、すっかり山村誠一さんのファンになって帰ってきました。
いやー素晴らしい。楽しい。CD買わせて頂こう(合掌)。