明けましておめでとうございます。
あまり先のことを考えるのは好きではないですが、
今年1年でどれくらい上達するのかな?と云うのは楽しみです。
2021年を終える頃、どんな曲を練習しているのか、想像もできません。
さて、今回はギター練習話ではなく、最近よく聴いているアルバムを紹介。
おすすめCDと題しましたが、イマドキはみなさんスマホでサブスク
なんでしょうか?
私はスマホもタブレットも持たず、ポータブルプレーヤーも好きではないので、
お家でCD派です。化石ですかね・・・。
昨年の10月に発売された、Rodrigo Y Gabrielaのライブ盤。
2019年に発売された『Mettavolution』アルバムのツアーを収めた音源ですが、
アルバムから以外も2人のヒット曲が入っていて、ベストアルバム的な要素もあります。
なので、バラエティに富んでいて聴き応えがあるし、
熱気を感じる臨場感でこちらも熱くなります。
アグレッシブな演奏は、ライブ盤で聴く方が楽しいですよね。
ナイロン弦のフラメンコギターを使用しているけれど、
2人ともヘヴィメタル好きと云うことで、デビュー当時から音楽性の面白さに
注目が集まりました。私もメタル好きなので、ラテンのパッションと相まって
2人の音楽を聴くと血が湧きます。
でもそう言ったアグレッシブさだけではなく、様々な音楽を吸収して、
ギター音楽を自分たちの色にしている。
それがよく分かるのが、アルバムにも収録されている
PinkFloydのカバー「Echoes」。
25分近い超大作を、ギター2本だけで再現する技量。
私もフロイドは大好きですが、間と雰囲気ありきのプログレ感は、
表現力がないと人に聴かせられないと思います。
この曲を、楽曲として成り立たせるだけでスゴイです。
2人の魅力がテクニックだけではないことに、みんな納得しているでしょう。
ギター好き、ラテン好き、メタル好き、インスト好き、音楽好きのみなさんに
是非聴いて頂きたいアルバムです。
ちなみに知らなかったのですが、アルバムの『Mettavolurion』は
2020年のグラミーで、"最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム"
を受賞しているんですね。嬉しい!