ハミングバードの音楽とギター備忘録

ソロギター(Fingerstyle Guitar)の練習帳と音楽日記。

練習動画:「美しき人生」

2022年7月10日が押尾コータローさんの、メジャーデビュー20周年記念日。…と云うことと、いつか参加してみたいな~…と思っていた、「アコギ弾きましょうの会」のTwitter企画が、ちょうど今月は9日だったので、それに合わせて動画撮影をした。

このTwitter企画を主催されているみずきさんもプロの方だし、いつも参加されている方々も、めっちゃレベルが高いので、参加しにくいな~(笑)と思っていた。でも、募集のサイトに書いて下さっているコメントは、きっと誰でも気軽に投稿してOKの雰囲気があるので、思い切って投稿してみた。

本当はもっとちゃんと弾けてる曲で投稿したかったけど、今回練習期間が短かったので、かなり酷い演奏になってしまって、無念。でも、お祝いだし、このタイミングでやりたい!と云う強行突破になった。(聴いてくださる方に申し訳ないです。)

 

『美しき人生』は初めて押し弾きでメッセージを読んで貰った時に、リクエストでかけて頂いた思い出の曲。最初アルバムで聴いてた時は、あまりピンと来ていなかったのだけど、2年前のBillboardLiveの公演で、初めて生で聴かせて頂いて、とても感動して好きな曲になった。コンサートのラストとかアンコールで、押尾さんがこの曲を弾く時、いつも「皆さまの人生が美しくありますように」と言ってくださるのが好き。

 

そんな思い入れのある曲やけど、昨年の秋に練習しかけて、出だしで何度も出て来る9フレットのセーハができなくて挫折した。そのまま放っていたのだけど、5月頃、新しく入手したFurchのギターを弾いていて、もう一度この曲に挑戦しようと思えた。

ちょうど7月10日のことは頭にあったので、それまでに通して弾けたらいいなぁ~…と漠然と思っていたけど、他の曲を練習しつつでは、なかなかに大変な挑戦やった。

でも、なんとか暗譜して最後まで通して弾けるようになって、自分としてはとても嬉しい。やっとここからスタートで、何度も練習してちゃんと動画でも演奏できるようになるんだけど、それはまた、何度も撮影しようと思う。ずっと弾き続けたい、大切な曲。

 

今回は、原曲の8割くらいのスピードでしか弾けていない。しかも苦手な箇所は盛大に失敗しているし、挙句の果て、曲の最後も音が出ていない。ええ、ええ。散々なのは分かっております。これから良い演奏ができるようにがんばる!

ガッツリ練習したことで、色々と課題も見えて来て、やっぱり力が抜けるようにならなきゃだな~…と思った。力一杯セーハしてる時より、脱力してふんわり押さえてる時の方が、音が鳴っていたりする。力より、角度とか指の当て方なんだろうなぁ。

クイックアルペジオの音の分散加減も、押尾さんの独特のタイミングを自分も真似したいんだけど、頭で分かっていても、なかなかそれができない。これも練習あるのみやな、と思う。