今回は、ゲイリー・ムーアとキング・クリムゾン。
はい、両方とも苦手です!
もちろんガッツリ聴いて来たわけではないので、
食わず嫌い的な部分もあるけど、だいたい感覚と勘で音楽を聴いてるので、
合わへんな・・・と思ったら、普段はあまり深堀りしない。
でもだからこそ、こうやって番組で紹介せれると、
再発見してみる機会になるワケで、楽しかった♪
曲はともかく(笑)、武田さんと押尾さんの二人のトークが面白くて、
ギターにまつわる色々に興味深々。
押尾さんの「プログレあるある」に、分かる!と激しく頷きました。
1曲10分超えないと、プログレ感ないですよね(笑)
武田さん紹介のターン。
レスポール好きの私としては、シン・リジィ周りで、
ゲイリーがレスポール弾いてるのは知っていたけど、
かかっていた「The End Of The World」とかは、
Kelly Simonz大先生や、ユーチューバーのSATSUMA3042さんとか弾いてて、
とってもストラトな印象の曲。
でも改めて聴くと、確かに格好いい…。
『大いなる野望』はSpotifyにあったので、早速聴きました。
いや~・・・ええですわ!!好き☆ カッコイイ!
1曲目からええな。分かりやすい80年代ハードロックで、
私の耳にはとても爽やかに聴こえます(笑) 何ならAORですか?くらい。
歌メロに被せて来るソロ弾きのギターに、ゲイリーっぽさを感じるなぁ。
ゲイリーってチョーキングを多用する泣きのギターの印象があるけど、
このハードロック時代からそうやったのだなぁ…と感じるアルバム。
ソロパートの入りの時とかのフックと云うか、グッと来る感じがたまらん。
「Wishing Well」のジャーって云う感じのギター、これはレスポールかなぁ?
以前フルアルバムで聴いたことがあるのは『Victims Of The Future』だけど、
これは2枚くらい後のアルバムのよう…。ぎりぎり速弾き時代なんかな?
そうですか、押尾さんも上手い若手が出て来ると拗ねるのですね(笑)
それはご自分が努力して自信持ってやってはるからこそ、かなと思うけれど…。
で、問題は押尾さんが紹介してくださった、キング・クリムゾンの方。
(かおりさんが「キンクリ」って略してて、めっちゃツボに入った・笑
King & Princeの「キンプリ」のノリで、若い世代にも訴求したいですね♪)
元々プログレっぽいものは好きで、特にギルモアがメインになってからの
ピンク・フロイドはめっちゃ聴きました。あとラッシュも。
ただ、前述のとおり、どうしてもロバート・フリップが合わないと感じて、
興味が持てなかった。一応、デビット・シルビアンと一緒にやってた頃とか、
聴いてはいたのだけど…。とにかく、ロボットみたいな印象のある人で、
私はどうしてもプログレでも、有機的なギルモアみたいなギターが好き。
でも、番組で流れた「Frame by Frame」は面白いなと思えたので、
お便りが紹介されていた、ため先輩を見習って、早速アルバム買いましたw
だってSpotifyになかったんだもん。
…で、聴いてみて。う~ん…。となりました。
『大いなる野望』の方が好きかな(笑)。
ただ『DISCIPLINE』がピンと来ないのは、アンドリュー・ブリューのボーカルが
好きじゃない、と云うのも大きいかも。
だってラスト2曲のインストは、とても好きと思えたので…。
でもこう云うプログレのアルバムって、何回も聴くとスルメのように味が出るので、
しばらく聴き込んでみようと思う。
自分は元々、ゲイリーやクリムゾンよりもう一世代下の人達をよく聴いて来た。
知らない音楽がまだまだ多いな~と、今回みたいな放送を聴くと痛感する。
こうやって、改めて出会える機会は私の年齢でも勿論嬉しいけれど、
音楽が好きな若い世代の方たちに、もっと「押し弾き」を聴いて欲しいな~
と思ってしまった。ああ、なんていい番組でしょう。
なんか、番組の感想と云うより、アルバムの感想になってしまったな…。