ハミングバードのギター練習帳

ソロギター(Fingerstyle Guitar)に、どハマり中。練習帳と音楽日記。

『押しても弾いても』2022/03/18放送回

今回は、ゲイリー・ムーアとキング・クリムゾン。

はい、両方とも苦手です!

もちろんガッツリ聴いて来たわけではないので、

食わず嫌い的な部分もあるけど、だいたい感覚と勘で音楽を聴いてるので、

合わへんな・・・と思ったら、普段はあまり深堀りしない。

でもだからこそ、こうやって番組で紹介せれると、

再発見してみる機会になるワケで、楽しかった♪

曲はともかく(笑)、武田さんと押尾さんの二人のトークが面白くて、

ギターにまつわる色々に興味深々。

押尾さんの「プログレあるある」に、分かる!と激しく頷きました。

1曲10分超えないと、プログレ感ないですよね(笑)

 

武田さん紹介のターン。

レスポール好きの私としては、シン・リジィ周りで、

ゲイリーがレスポール弾いてるのは知っていたけど、

かかっていた「The End Of The World」とかは、

Kelly Simonz大先生や、ユーチューバーのSATSUMA3042さんとか弾いてて、

とってもストラトな印象の曲。

でも改めて聴くと、確かに格好いい…。

 

『大いなる野望』はSpotifyにあったので、早速聴きました。

open.spotify.com

いや~・・・ええですわ!!好き☆ カッコイイ!

1曲目からええな。分かりやすい80年代ハードロックで、

私の耳にはとても爽やかに聴こえます(笑) 何ならAORですか?くらい。

歌メロに被せて来るソロ弾きのギターに、ゲイリーっぽさを感じるなぁ。

ゲイリーってチョーキングを多用する泣きのギターの印象があるけど、

このハードロック時代からそうやったのだなぁ…と感じるアルバム。

ソロパートの入りの時とかのフックと云うか、グッと来る感じがたまらん。

「Wishing Well」のジャーって云う感じのギター、これはレスポールかなぁ?

 

以前フルアルバムで聴いたことがあるのは『Victims Of The Future』だけど、

これは2枚くらい後のアルバムのよう…。ぎりぎり速弾き時代なんかな?

 

そうですか、押尾さんも上手い若手が出て来ると拗ねるのですね(笑)

それはご自分が努力して自信持ってやってはるからこそ、かなと思うけれど…。

 

 

で、問題は押尾さんが紹介してくださった、キング・クリムゾンの方。

(かおりさんが「キンクリ」って略してて、めっちゃツボに入った・笑

 King & Princeの「キンプリ」のノリで、若い世代にも訴求したいですね♪)

youtube.com

元々プログレっぽいものは好きで、特にギルモアがメインになってからの

ピンク・フロイドはめっちゃ聴きました。あとラッシュも。

ただ、前述のとおり、どうしてもロバート・フリップが合わないと感じて、

興味が持てなかった。一応、デビット・シルビアンと一緒にやってた頃とか、

聴いてはいたのだけど…。とにかく、ロボットみたいな印象のある人で、

私はどうしてもプログレでも、有機的なギルモアみたいなギターが好き。

でも、番組で流れた「Frame by Frame」は面白いなと思えたので、

お便りが紹介されていた、ため先輩を見習って、早速アルバム買いましたw

だってSpotifyになかったんだもん。

 

…で、聴いてみて。う~ん…。となりました。

『大いなる野望』の方が好きかな(笑)。

ただ『DISCIPLINE』がピンと来ないのは、アンドリュー・ブリューのボーカルが

好きじゃない、と云うのも大きいかも。

だってラスト2曲のインストは、とても好きと思えたので…。

でもこう云うプログレのアルバムって、何回も聴くとスルメのように味が出るので、

しばらく聴き込んでみようと思う。

 

自分は元々、ゲイリーやクリムゾンよりもう一世代下の人達をよく聴いて来た。

知らない音楽がまだまだ多いな~と、今回みたいな放送を聴くと痛感する。

こうやって、改めて出会える機会は私の年齢でも勿論嬉しいけれど、

音楽が好きな若い世代の方たちに、もっと「押し弾き」を聴いて欲しいな~

と思ってしまった。ああ、なんていい番組でしょう。

 

なんか、番組の感想と云うより、アルバムの感想になってしまったな…。