ハミングバードの音楽とギター備忘録

ソロギター(Fingerstyle Guitar)の練習帳と音楽日記。

『押しても弾いても』2022/03/04放送回

何も考えずにボケっと聞き始めて、

ああ、そりゃかけてくれるよな~「Blue Sky 2022」と、納得。

フルコーラスで聴けて嬉しかった。

実は押尾さんのメジャー1st.アルバムをあまり聴いていなくて、

「Blue Sky」もそんなに思い入れのある曲ではなかった。

でもこうやって再フィーチャーされると、面白い曲やなぁ~…とつくづく思う。

特に今回、上野耕平さんの一人サックス・カルテット(笑)が入っているので、

軽やかな曲に、重厚な音のギャップが楽しい。

メインフレーズが繰り返される前のブリッジのようなパートで、

上野さんのサックスがクラシックっぽいフレーズに聴こえる箇所があって、

サックスプレーヤーとしては異色の、クラシックの曲をいっぱい吹く

上野さんならではかな?と感じた。

押尾さんの譜面は、どこまで固まったものを渡してはるんやろう??

 

で、今回のゲストがKOBUDO(古武道)。

10年くらい前に、当時の職場の同僚に誘われてライブを観たことがあるので、

再びこんな感じで、古武道の音楽に再会できて嬉しかった。

藤原道山さんが「変態」呼ばわりされてるのが面白かったトーク。

セッションは映画『おくりびと』の、久石譲さんのテーマソング。

サントラで妹尾武さんがピアノを弾かれているとのこと。

原曲知らなかったけど、ものすご~く優しくて温かいセッションやった。

ピアノ、チェロ、ギターの組み合わせになると、

絶対チェロが目立つと思うのだけど、古川展生さんのソフトさ。

前に出過ぎない感じが、素敵~。

そして冒頭で、押尾さんに会いたかったと仰ってた妹尾さんのピアノ。

なんだか、押尾さんのことを想い遣って弾いているように感じて、

押尾さんはセッションの時はいつも、相手をとても大切にしているし、

このお互いの想い遣りが、温かさに繋がってるようで、じ~ん…と来た。

3人とも優しいなぁ~。沁みる…。

曲が終わらず、ずっと続けばいいのになぁ…と思うほど、心地よかった。

 

もっともっと、このセッションを聴いていたかったし、

ここに道山さんの尺八が入ると、どうなるのか?! めっちゃ気になる。

妹尾さんも仰ってたけれど、もう絶対、4人でのライブが観たい!

KOBUDOが15周年。押尾さんが20周年。ええやないですか~。

期待して待っていよう…。いずみホールあたりでやって欲しいなぁ。

4月6日発売の記念アルバムが『光』と云うタイトル。

ええ文字! 光太郎さんの光☆

www.amazon.co.jp

 

 

以下、忘備録。

10年前にKOBUDOを観た時、妹尾さんが同郷出身との話しを聞いて、

すごく親しみを覚えた。その時、

ゴスペラーズに提供した楽曲「永遠に」が代表曲と初めて知ったけど、

「代表曲があるのはええもんですよ~」っと、おもろい事をMCしてはった。

その後、3人でだったか、ピアノソロでだったか覚えてないけど、

「材木座海岸」と云う妹尾さんの曲を聴かせて頂いて、大好きになった。

鎌倉の近くに実在する鄙びた海岸らしいのだけど、

関西で言うと…と、ウチの近所の海岸の名前を出してはって、

なんかそんなのも嬉しい思い出。

ほんまの材木座海岸に行ってみたいと思い続けて、かれこれ10年?!

 

▼押尾コータローの『押しても弾いても』公式ホームページ スタジオ日記

押尾コータローの押しても弾いても